本文へジャンプ更新日 2006年 4月 5日 

 

お知らせ
2006年度 社団法人 美濃加茂青年会議所 理事長所信
理事長所信

【はじめに】

(社)美濃加茂青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」を目指し、1971年(昭和46年)11月に全国478番目の青年会議所として設立され、本年36年目を迎えます。この35年間取り組まれてきた事業の数々は、まさに先輩諸兄の情熱の賜物であり美濃加茂青年会議所の財産です。そしてそれは私たち現役メンバーの誇りであり、未来への勇気となっています。

私たちは、青年会議所の歴史と伝統を継承しつつ、20歳から40歳までの青年団体として、若さと行動力で力強く地域社会に貢献して行くことが必要です。

 

【進化と継承】

青年会議所において、その歴史と伝統を継承していくことは現役会員の役目です。前平公園、彫刻シンポジウムを代表とする事業の数々。いずれの事業をとっても、事業目的や、事業内容の細部にわたり何度も協議をし、その小さな事、細かな事の積み重ねが事業全体の質を向上させていきます。青年会議所は、こうした事業に至るまでのプロセスをとても大切にする団体なのです。組織のルールの中で、とことん目的にこだわり事業を組み立てていくことが、青年会議所における修練の場としての伝統ではないでしょうか。

 また、時代にあわせて新たな手法を検討していくことも重要です。しかし、そのためには、変えていくべきものなのか否かを十分協議し、全員が理解した上で進めていかなくてはなりません。長年にわたり形成されてきた伝統は、語り継ぐだけでなく、事業を通じ実践し、自分たちのものにする。そして、それを次代へと伝えていくことが、私たちが会員として進化することではないでしょうか。

さらに、私たちの活動は、単年度で変わっていきます。単年度制は継続性がないという欠点がある一方、完全燃焼できるという利点があります。今、私たちが求めることは、長い目で見た方針を持つ組織創りです。単年度制の欠点を補うため、単年度の利点を最大限に活かしながら中長期的に美濃加茂青年会議所を創造していくことが必要だと思います。

 

【まちづくりとひとづくり】

子ども達は、まちの未来を担う貴重な財産であり、心身ともに健全に育てることは私たち大人の責任であり、義務です。子ども達は、様々な人とのふれあいによって、その体験や、疑問の積み重ねから社会のルールを学び、健全な自己を形成していきます。しかし、その子ども達は今、様々な人間関係、子ども同士または、子どもと大人のふれあいの場などが減少したことなどにより、子どもの自主性や社会性が育ちにくくなっていると言われています。

 私たち青年会議所では、継続事業として「ちいき絆ねっと」を、過去7年にわたり開催してきました。地域の子ども達の健全育成を考え、毎年内容を変えながら事業を行い、成果をあげてきました。本年も、次代を担う子ども達と大人のふれあいの重要性を考えながら取り組んでいきます。

 また青年会議所は、職業、性別などを問わず若いリーダーが集まり、地域社会に奉仕することを使命としています。美濃加茂青年会議所が活動エリアとする1市7ヶ町村は、ひとつのまちと考え、この地域がより魅力的なまちとなり発展していくために、住民参加のまちづくりの重要性を考えながら事業を展開してきました。すぐに成果の出る事業ではないだけに、時間をかけ継続的に取り組んでいかなければなりません。

まちづくりの主役は住民です。私たちはその意識を高めていくために、積極的に活動内容を発信し、関心を持っていただけるよう運動していくことが大切です。そして、身近な環境を改善する喜びや、楽しさからまちに対する愛着がより一層高まり、住民参加のまちづくりが実現し、ひいては住民主体のまちづくりへとつながっていくと思います。

私たちは、次代の担い手としての責任を自覚し、まちづくりはひとづくりに主眼を置き、青年らしいアイデアで、行政や他団体と連携を保ち、一人でも多くの住民に関心を持っていただけるよう事業を展開していきます。

 

JCとJaycee

JCとは、青年会議所を表します。Jayceeとは、青年会議所に所属する個人のことを表します。

青年会議所は「修練」「奉仕」「友情」という三信条を基に運動をしています。若い人が集まって自己啓発などの修練を行なう場であり、培われた力を用いて地域社会に奉仕することであり、そして、その修練、奉仕を支える力として、会員全員、同志を貫く友情がある、というものです。

この三信条を実践していく中で、美濃加茂青年会議所の伝統の一つとして忘れてはならないことが、気配りの精神ではないでしょうか。事務局から発信される文書一つを採ってみても、郵送から電子メールへと変わり便利で簡単になってきました。しかしその一方で、どこか事務的で、人と人の心の通じ合う機会が少なくなっているように感じます。このデジタルの時代だからこそアナログの良さを大切にし、事業を企画する側も、参加する側も、相手を思いやる気持ちや、おもてなしの心を持って取り組んでいきたいものです。

会員一人ひとりが、今自分に何ができるのか、何をしなければいけないのか、組織の中での自分を常に意識し、所属する委員会内だけでなく、青年会議所全体の活動に関心を持ち、気配りの精神で積極的に取り組むことが大切です。

 

【おわりに】

 私たちは、青年会議所での活動を通じ多くの友人と知り合うことができ、感動を与えられています。新たな価値観、人と人とのネットワーク、視点の違う物事の考え方など、どれをとっても、とても新鮮で新たな発見ばかりです。そして、その発見はなにより自分自身を輝かせる宝物です。この宝物を手に入れることができたのも、家庭や会社の理解と協力があってこそではないでしょうか。外で得た宝物を各企業や家庭に持ち帰り、小さな環境の中において、それを活かすことにより感謝の意を表し、またそれぞれの環境で生まれた新たな宝物を、より大きな環境で活用することこそが、明るい未来に通ずるものと考えます。

 

 さあ、足元を固め、輝く人が満ち溢れ、心をひとつに夢と共に成長する青年会議所を創ろうではありませんか。

第36代 理事長 垣内 公一 
  
美濃加茂はひとつ
 〜個と公の調和を目指して〜